授業について

簿 記

簿記とは会社のお小遣い帳のようなものです。
会社で行う商品の仕入や売上などの経済活動を簿記のルールに基づいて正しく計算・整理することで、会社の「儲け」や「損」を把握することができます。その簿記のルールについて勉強していきます。
 
簿記では、財産の変化を正しく処理することが大切です。たとえば、“土地を買い、その代金を支払った”場合には、土地の増加と現金の減少というように理解する必要があります。しかし、その前に財産にはどのようなものがあるか理解しておかなければなりません。10の財産(資産といいます)には、現金・預金・商品・土地・建物・備品・車両運搬具・売掛金・貸付金・未収金があることを説明します。これらの漢字が正確に書けること、しっかり10個に限定して書けて使えるために、漢字を正確に書けるようにするところから始めます。
このように簿記を身につけるために最初は、(1)財産の項目を漢字で正しく書けるようにする、(2)財産の項目を覚える、(3)財産の変化を正しく理解する、というように段階を踏んで学んでいきます。

パソコン

パソコンを身につける一歩はキーボードのマスターです。本校では、Word(ワープロソフト)を使って、(1)ローマ字入力で、a(あ)i(い)u(う)e(え)o(お)の5文字について、キーボードを見ないで正しく入力することから身につけてもらいます。最初のうちは、指の位置と文字(あ、い、う、え、お)を頭で意識して覚えますが、やがて頭で意識するのではなく、指が覚えてしまいます。こうなると「技術」だと思います。(2)5文字の組み合わせで(あい、あう、いえ、うえ、うお、え、おい、おう)などを入力し、スペースキー(親指)で変換し、エンターキー(小指)で決定するという手順を「技術」として身につけます。(3)kの位置を覚えることにより、か(ka)き(ki)く(ku)け(ke)こ(ko)の入力が容易に入力できるということを理解し、これも「技術」となるようレベルアップします。以下、同様にs、t、n、m、y、r、w、g、z、d、b、pなどの位置も「技術」として指に覚えさせます。
さらにソフトウェアExsel(表計算)、ホームページビルダー(ホームページ作成)等に替えて、それぞれ「技術」として身につけます。

パソコン授業内容

ワープロ

ワープロソフトを使って、文字を入力するための基本的な操作方法を勉強します。正確に、速く入力する技術を身につけるため、スポーツと同じ反復運動で、1年間で10分間に500文字、3年間で1,000文字の入力を目指します。

表計算

表計算ソフトを使って、色々な資料を記録・整理・分析をして、必要な情報をすぐに取り出すことができるようにする技術を勉強します。

データベース

データベースソフトを使って、さらに高度な情報処理能力を身につけることができます。

 文書デザイン

ワープロソフトを使ってたくさんの人に文書を見てもらうために文書の配置を考えたり、絵や写真を貼ったりして文書をわかりやすくする技術を身につけます。

ホームページ

ホームページの作り方の基礎から、実践に役立つ方法まで、ホームページの作成方法について勉強していきます。

プレゼンテーション

プレゼンテーションソフトを使って相手に直接自分の意見やアイディアを効率よく伝える情報伝達の方法を勉強します。

珠算(そろばん)

珠算や電卓などの計算器具を使って、たし算やひき算、かけ算やわり算などの計算方法を勉強します。
かけ算の九九やたし算ができなくても大丈夫。毎日少しずつの積み重ねで社会に出ても困らない計算能力が身につきます。

デザイン

一概にデザインといっても、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、ファッションデザインなど多岐にわたります。どの分野でも大切なのはまず「見る・観る・診る力」です。それは様々な「経験」を経て得られるものです。
デザインの授業では、基礎となるデッサン、色彩構成、立体造形など様々な実習があります。自分が苦手な分野や作業でも、夢に近づいている一歩だと思い取り組みましょう。
 
授業例)
・静物デッサン・静物着彩・立体造形
・デジタルツールを利用したデザイン実習
・写真実習・アニメーション実習
・映像鑑賞 など

※そのほかの教科

漢 字

社 会

ペン習字

書 道

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